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チヨ子おばあさんは、ナッツと戯れている。 相変わらず、誰かと勘違いしているが。。。 「でも、ソラもお人好しだなぁ。ボケてるおばあさんに話を合わせるなんて。」 「お人好しとかそんなんじゃないよ。ただ、この歳になってお友達にも先立たれて、 本当の親友がいなくて、きっと寂しいんだよ。心の底では、友達とお話ししたいんだよ。 それに、私を親友だと思ってくれてるんだから、お話しして当然だよ。」 僕は、唖然とした。 ソラは一見何も考えていないようで、ちゃんと考えてるんだと感心した。 とても優しい心を持っている。それは、うつ病の僕にも伝わってくる。 心がちょっとだけ温まった気がした。 「それじゃ、もう一踏ん張りするべかな。よっこいしょっと。」 「がんばれ!!チヨ子りん!!世界はあなたの味方だ!!ビシバシかっとばせーーー!!」 もしかしたら、このソラのめちゃくちゃな日本語は、 溢れ出る感情を、素直に表現し、一つも残さず吐き出しているのかもしれない。 「あ、そういえば、絵描きさんの名前聴いてなかったっけ。私は、ソラ。 音羽ソラ。中学2年。好きなものはご飯!嫌いなものは何もない!、、と、自負している。 はっはっはっは。」 「ははは、僕は、工藤ユタカ。24歳。えっと、好きなものは、、、何もないような、、、 あるような。。。」 「え?絵が好きなんじゃないの?だって絵描きさんでしょ?」 「そんな立派なものじゃないよ。。。」 僕は、自分のうつの事、楽しい事が無くなった云々、全て話した。 ソラなら、僕の気持ちを理解してくれるかも知れない。 うつを経験してみないと、なかなか、同調できないものだけれど。 「うーん。私にはよく分からないけど、きっと、あれだよ、、、その〜、、、 あ!ちょっと、ここで待ってて!絶対どこにも行かないでよ。」 そう言うと、ソラは猛ダッシュでどこかへ行ってしまった。 僕も、あの老女と同じか、どうやら、人を困らせてしまったようだ。。。 でも、どこへ行ったんだろう。ソラが走っていった方を向くと、 誰かが走ってくる。ソラか?いや、ソラの友達のケイコだ。 「あれ〜?ソラ先に行ったはずなのに。まだ、来てませんか?」 「いや、、、来たんだけど、走ってどこかへ行っちゃったよ。。。」 「はぁ、、、あの子はホント、何か思い付くと、居ても立ってもいられなくなるんで、 本当に、すみません。」 ゲートボールの集まりが解散し、おじいさんおばあさんたちが帰り、 もうそろそろ、日が暮れようとした頃、ソラが走って戻って来た。 「ソラー、何やってるの?結構待ったわよー。」 「ごめんごめん、ケイコ。これ買いに行ってたら、遅くなっちゃって。ははは。」 ソラの手には、分厚い画用紙セットと、数本の鉛筆がある。 「買いに行ったって、これを?」 「そう、ユタカ!私も絵を描く!ユタカと一緒に絵を描いて、ユタカの事をもっともっともっと知るの! そうすれば、ユタカの気持ちもわかるよ!きっと!」 この娘は、、、ソラの心は、名前の通り、広く、澄み切っていて、計り知れない程の深さがある。 この時、空っぽだった僕の心に、小さな小さな光が差し込んで来たような気がした。 「今度は何を思い付いたんだか。。。ソラ、それより、勝負の絵は? 私、絵の具まで使って描いて来たんだからねぇ。本当に苦労したんだから。」 「わるい!ケイコ!実は、ちょ〜っち、忙しくて、忘れちった。テヘ♪」 、、、まったく、ソラは不思議な女の子です。。。 _to_be_Continued.. |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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ソラちゃんってとっても優しいのねっ。 |
Luna 2005/09/25 00:16 |
いいキャラだしょ。 |
09system 2005/09/25 21:53 |
るなぽんだって元気っこだもん(・_・、)" |
Luna 2005/09/26 00:33 |
うーん、ラストは決まってるんだが、 |
09system 2005/09/26 17:16 |
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